【ニュース】全国の基準地価が2年連続でプラスに転じる

2023.09.20

サムネイル

新型コロナの影響からの回復傾向が鮮明

2023年の基準地価について、国土交通省が発表した情報によれば、全国平均で住宅地や商業地など全用途の地価が前年比1.0%上昇し、これが2年連続のプラス成績とされています。この上昇傾向は、新型コロナウイルス禍からの経済回復が後押しし、コロナ前の19年の上昇率を上回ったことが特筆されています。

特に注目すべきは、三大都市圏において地価上昇率が拡大し、地方圏でも回復の兆しを見せました。東京23区の平均価格は4割程度にとどまり、今後の上昇維持が焦点とされています。

商業地においては、全国平均での伸び率が拡大し、特に都市圏においては訪日外国人(インバウンド)の増加と低金利による海外からの投資が地価を支えたとされています。ただし、一部地域では人口減少や自然災害による地価の下落もみられます。

今後はインバウンド効果や低金利の影響が減少する可能性もあり、金利状況などが地価に与える影響に注目されています。不動産市場に関心のある皆様にとって、各地域ごとの地価動向の詳細な分析が重要でしょう。

NEWS

新着情報

新着情報一覧 新着情報一覧
2024.04.12 遊休不動産の活用方法は?空き家との違いや問題点を解説
2024.03.27 【ニュース】公示価格上昇 
2024.02.23 相続財産に占める不動産の割合とは?
新着情報一覧 新着情報一覧