複雑な遺産分割協議

知っておかないとトラブルの元!
複雑な不動産相続手続き

不動産相続は、相続人が多くなってしまうとなると複雑になります。
相続が発生すると、相続財産は、相続人全員の共有となります。これを各相続人個別に分配することを遺産分割といいます。遺言書があればその通りに分割されますが、なければ複雑になってしまいます。

遺言書がない場合、「遺産分割協議」が必要となる

遺言書がない場合、相続人全員で話し合いをして遺産の分配を決めることになります。被相続人の財産・債務などをリストアップし、遺産の種類、性質、各相続人の年齢、職業、その他の事情を考慮して、相続人全員で遺産の分配を協議します。これを「遺産分割協議」といいます。
遺産分割協議で、相続人全員の合意があれば、法に定められた相続割合に関わらず、自由に相続する事ができます。もちろん、法定相続分をもとにして権利を主張することもできます。
ただし、この遺産分割協議は、相続人全員で行わなければなりません。一部の相続人がかけてしまっていると無効になってしまいます。
協議の内容は「遺産分割協議書」という書面に記載します。この協議書は、不動産の相続登記などの名義変更や相続税申告書の提出の際にも必要になります。
相続の比率を変えず法定相続分通りで済ませる場合は、遺産分割協議書の添付は必要なく、相続人のうち誰か1人が相続登記の申請で済ませることができます が、もし、相続人のうち一人でも遺産分割の請求があった場合は、必ず遺産分割協議に応じなければなりません。協議が行われなかったり、話し合いが上手くい かない場合は、家庭裁判所に遺産分割の請求をすることで分割の調停・審判といった裁定をしてもらうことになります。
分割方法については不動産の分割方法とトラブル事例をご覧ください。

無料査定へ